50ドルという目標を達成してしまった原油はその近辺でふらふらと行ったり来たりを続ける状況。買われ過ぎ感のあるダウも原油に支えられて高値水準を維持していますが、50日移動平均との交錯を始めてからそろそろ一ヶ月たとうというところで、年初の急落パターンを再現する条件は整いつつあります。
あとは落ち始めるきっかけが何かということで、前回は年の変わり目でしたが、今回は15日のFOMCでびっくり利上げとなった場合、23日にBREXITが実現した場合、7月入りして年後半に入った場合が考えられるかと思います。その場合、原油の当面の下値メドは50日移動平均のある45ドル近辺です。
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