2016年7月2日土曜日

三連休前は気分良く飛び込み台の上に登る

原油は6月上旬から始まるレジスタンスラインに頭を抑えられ、そろそろ50ドル台回復も難しくなってきた状況。そんな中でダウはよく理由もわからないままにBrexit前の水準である18,000ドルレベルまで回復。かと言って、一年半にわたって天井となってきたこのレベルを上抜けていく理由は皆無であり、むしろBrexitによる不透明感をきっかけにしてもともとあった買われ過ぎ感を解消していくために飛び込み台の上まで登ったという印象。三連休を前にして気分良く終わりたかったのかなー、と思ったりしてしまいます。
いずれにせよ来週からは年初下落水準の15,500ドルをターゲットに、Brexit議論に振らされながら下落していく展開が予想され、原油も引っ張られて100日移動平均の42ドルを当面の目安に下落していく展開が予想されます。現在96近辺のドルインデックスが上昇すれば原油下落に拍車がかかることが予想され、例えばドル円が110円までドル高方向に振れれば、3.5ドルほど原油の下げ圧力になるのでは、と手元で計算したりしています。

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