2016年8月4日木曜日

40ドル割れ局面での原油生産減少は強烈過ぎる買い材料

在庫統計での原油生産量の減少によってWTIは反発。まさに40ドルを割り込んで下げ幅を拡大しようとしたところに水をさされた感じです。しかも強烈に。
40ドル割れでは原油生産が減少するので買い、という今日のマーケットで発されたわかりやすいメッセージは今後広くマーケットを支配する可能性が高いですが、できればもう一週間分くらい様子をみたいよね、というのが人情かと思いますが、そういう観点でまず注目が行くのが5日に発表されるリグカウント。振り返ってみると先週のリグカウントは前週比で1増えただけであったわけで、5日のリグカウントでも同程度の増加、もしくは減少となれば、気の早い人達は買いに入るかと思います。
その場合、原油生産減少に加えて買いの要因として囃す材料となりうるのが、日銀の期待外れ緩和以降ドル安が進んできたにもかかわらず原油市場で無視されてきた為替相場。そういったシナリオが実現すれば、まず目指すは節目かつ100日移動平均のある45ドルかと思います。

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